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【新燃岳】噴火警戒レベルを引き上げる判定基準について。

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噴火警戒レベル1→2に引き上げる基準

レベル1の段階で、次のいずれかの現象が観測された場合、レベル2に引き上げる。
警戒が必要な範囲は、西側斜面及び火口内の東側からの噴火も想定し、新燃岳火口から概ね2km 以内とする。

火山性地震の増加

最近2年以上噴火がない場合

下記のいずれかに該当した場合。

① 300 回以上/10 日間
② 100 回以上/24 時間
③  20 回以上/1 時間

最近2年以内に噴火が発生した場合、もしくは、GNSS で新燃岳を挟む基線又は霧島山を挟む基線で伸びが見られた場合

① 100 回以上/10 日間
②  20 回以上/24 時間
③  10回以上/1 時間

上記の基準に達しない程度の火山性地震の増加が見られる中で、次のいずれかが観測された場合

① 二酸化硫黄放出量の増加
② 明瞭な噴気量の増加
③ 熱異常域の高温化が見られた場合

山体膨張

近傍の傾斜計(新燃岳北東や高千穂河原や湯之野)で短時間に山体膨張を示す傾斜変化(0.1μrad 以上)が見られた場合

参考資料

気象庁:霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベル判定基準(PDF)

意外にも、火山性微動については、基準に入れてないみたいですね?

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