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【新燃岳】警戒範囲を縮小。

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噴火警戒レベル3のままで警戒範囲を縮小。

警戒範囲を4km ⇨ 3kmに縮小したとのことです。
今回は今のところ噴火未遂っぽいですね。
まあ、また次が来るかもしれないので、引き続き要警戒ではあります。

新燃岳では、3月30日に新燃岳近傍に設置している傾斜計で山体の膨張および収縮を示す地殻変動がみられ、継続時間が10分間程度の火山性微動も発生しましたが、その後は特段の変化はみられません。
同日に気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、火山活動の活発化を示す特段の変化はみられませんでした。
監視カメラによる観測では、同日08時頃から10時頃にかけて新燃岳火口内の白色噴煙の量が一時的に増加しましたが、その後は特段の変化はみられません。
新燃岳周辺の地熱域の状況にも特段の変化はみられません。
新燃岳の火口直下を震源とする火山性地震は2024年10月下旬頃から増減を繰り返しており、3月28日から30日にかけて一時的に増加しました。
31日以降減少していますが、前10日間の地震回数は多い状態となっています。
GNSS連続観測では、2024年11月頃から、新燃岳付近の地下の膨張を示すと考えられる基線のわずかな伸びが認められます。
これらのことから、新燃岳火口から概ね3kmを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと考えられるため、本日(2日)11時00分に火口周辺警報を発表し、警戒が必要な範囲を概ね4kmから概ね3kmに縮小しました。
一方、新燃岳では地震回数が多い状態で経過しており、GNSS連続観測では地下の膨張を示すと考えられる変化が認められていることから、引き続き火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

火山の状況に関する解説情報(4月2日11時10分発表)

新燃岳
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