継続時間10分程度の火山性微動が発生。
白根山(湯釜付近)では、8月3日から湯釜付近を震源とする火山性地震が増減を繰り返しています。
9月2日以降の火山性地震の日回数(速報値)は、2日3回、3日4回、4日1回、5日0回、6日15時までに51回でした。
本日(6日)、振幅は小さいものの継続時間が10分程度の火山性微動が発生し、一時的に火山性地震も増加しました。
また、傾斜計による観測では、2024年6月頃から湯釜付近の地下浅部の膨張を示すと考えられる緩やかな地殻変動が認められています。
噴気の化学成分比には、同年6月頃から活発化を示す変化が認められています。
全磁力連続観測では、2025年に入り湯釜付近の地下の温度上昇を示唆している可能性がある変化が認められています。
火山の状況に関する解説情報(9月6日16時00分発表)
草津白根山で9月6日3時45分~50分に湯釜方向上がり傾向の傾斜変動を伴う火山性微動発生
Japan Volcanological Data Network(JVDN)サイトより
1枚目:地震波形画像 気象庁地震火山部火山監視課 草津湯釜南西 V.KSYN 機器1
9月6日3時台
2枚目:傾斜変動図 (潮汐補正前)※補正済データ無し 情報加工… pic.twitter.com/wNt9bDx145— 塩井宏幸 (@HiroyukiShioi) September 6, 2025
コメント