火山性微動と傾斜変動、噴気増加。
雌阿寒岳では、11日15時頃からポンマチネシリ火口付近を震源とする振幅の小さな火山性地震が増加しています。
また、12日14時40分頃から約7分間の火山性微動が発生しました。
火山性微動の発生は2024年11月6日以来です。
今回の火山性微動と同期して、主に火口近傍の傾斜計及び広帯域地震計で、火口方向が上がる傾斜変動を観測しました。
ポンマチネシリ96-1火口では平常時、白色の噴気が認められますが、12日16時40分頃から平常時と比べて噴気の量が増加しています。

火山活動解説資料[PDF形式:1.6MB](9月12日20時00分発表)
今週、札幌管区気象台が行った #雌阿寒岳 の機動観測に同行しました。気象庁では様々な #火山 の観測・監視を行っています。後ろには、 #火口 や #阿寒湖 が見えます。
各種の火山観測https://t.co/RbsRa3N4qb pic.twitter.com/HA0PMisIlw— 帯広測候所 (@JMA_Obihiro) September 12, 2025
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