十勝岳では、昨日(4日)21時25分頃から継続時間が約45分の振幅の小さな火山性微動が発生しました。火山性微動の発生に伴い、わずかな傾斜変動を観測しました。火山性微動の発生は2022年9月7日以来です。
火山性微動の発生以降、62ー2火口付近のごく浅い所を震源とする火山性地震がやや増加しています。
7月4日21時以降の火山性地震の発生状況は、次のとおりです。
なお、回数はいずれも速報値であり、精査の結果後日変更することがあります。火山性地震
7月4日21時から24時まで 13回
7月5日10時まで 32回微動発生時の噴煙の状況は雲のため詳細は不明でしたが、5日3時から7時頃には62ー2火口の噴煙が最大で火口縁上300メートルまで上がっており、微動発生前と概ね同様な状況でした。
火山活動の状況
気象庁が提供するページです
コメント