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【口永良部島】古岳で新たな噴気、土砂噴出。

15日から実施している無人航空機による観測では、6月7日に実施した現地調査や過去の無人航空機による観測と比較して、古岳火口内で地熱域が拡大し、噴気活動が活発化しているのを確認しました。
火口底の南東側に新たな噴気地帯が形成されており、土砂が噴出しているのを確認しました。
また、火口内の噴気地帯の周辺や火口壁の一部で土砂の噴出痕と推定される灰色の領域を確認しました。
新岳火口内やその周辺の地熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。

また、15日から実施している山麓からの現地調査においても、古岳火口内の噴気活動の活発化が認められました。

古岳付近の浅いところを震源とする火山性地震は、多い状態で経過しています。

東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町、および気象庁が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、300トンとやや多い状態で経過しています。

本村西監視カメラによる観測では、17日に古岳火口で白色の噴煙が火口縁上100mまで上がりました。
監視カメラで古岳の噴煙が観測されたのは観測開始(2004年3月10日)以降初めてです。

気象庁:火山活動解説資料(PDF)

プチ噴火が始まってるみたいですね!

この写真を見ると、噴気は、以前から少しは出ていたようです。

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