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貴重品・身分証明書を失った場合の対処法。

昨日のJALの飛行機事故のニュースを見て、手ぶらで緊急脱出した場合、自宅の鍵、金銭、スマホ、運転免許証やパスポート、健康保険証などの身分証明書も何も無い状態になってしまいます。その後の生活はどうすればいいのか気になって調べてみました。

身分証明書など貴重品が無くなってしまう可能性。

飛行機事故

まず、飛行機で緊急の時は、手荷物を何も持たずに脱出する必要があります。
今回、スマホだけ持って撮影していた人もおられたようですが、本当は、それもダメだし、撮影も禁止です。

スマホを手に握っているということは、片方の手が塞がってしまいますので、脱出時に自分も危険だし、もし落としてしまったら、とっさに拾おうとしてしまうでしょうし、周りの人の危険にも繋がりかねません。

落ちないようにしっかりとポケットに入れていたり、ウエストポーチなど身につけているものは、わざわざ外す必要はないため、そこを考慮した服装で搭乗するのがいいですね。

何も持たずに脱出した場合でも、その航空会社で何らかの保証をしてもらい、家に帰る交通費はだしてもらえるはずです。

家に帰って、鍵がない時は、借家なら大家さんに頼めるかもしれないけど、持ち家の場合はどうすればいいのかな?

警察に事情を話して紛失届を出し、鍵屋さんを呼んで開けてもらうしかなさそうですね。

家に入れさえすれば、年金手帳や何かしらの証明に代えてもらえそうなものがありそうです。

よく考えてみたら、飛行機事故に限らず、ひったくりや、紛失など、手荷物を失うことは、様々なシチュエーションであり得ますね。。。

とにかく警察に相談することかな?

緊急時、すべてのお客さまに安全かつ速やかに機外へ脱出いただくため、以下についてのご協力をお願いしています。

脱出時の注意点について

脱出の妨げとなりますので、手荷物は一切持たないでください。
脱出の際、手荷物をもっていると、通路をふさぎ、他のお客さまの脱出の妨げになる可能性があります。
手荷物やハイヒールは、スライドを傷つけ、スライドの空気が抜けて使えなくなる可能性があり、後からくる人が脱出できなくなります。

JAL:緊急脱出時のお願い

○ 非常脱出時の注意点
・手荷物の持ち出し禁止
・ハイヒール等の鋭利なものは身につけないこと
・非常口の開放方法
・カメラ、ビデオ等による撮影の禁止
・脱出スライドの滑り方(着地点が見えるように上体を起こすこと。)
・脱出スライド下での援助者の確保や機体近辺からの速やかな離脱 等

国土交通省:非常脱出時における適切な対応のお願い

火事

火事の場合は、外出中なら運転免許証や健康保険証など持っているでしょうし、もし家から逃げる際は貴重品くらいは持って出れそうです。

手ぶらで体だけ逃げてしまい、全焼した場合でも、近所の人から証明してもらえそうです。

津波

津波で全て流されてしまうこともあり得ます。

東日本大震災では実際にそういった事例がありました。

結論

火事や災害では「罹災証明書」がありますが、それを取得するにも身分証明書が必要なようです。

調べた結果では、明確な答えは無く、ケースバイケースで、役所や警察に相談するしかないみたいです。

職場や、知り合いに証明してもらうことはできるかもしれません。

また最近は指紋認証や顔認証がよく使われるようになっていますので、もし登録してたらそこから証明できそうですね。

貴重品を持ち出せない状況でも、何とかなることを予め理解していると、とっさの時に、命を最優先して逃げる事が出来ます。

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